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Tuesday, July 18, 2017

脊椎サブラクセーションの私的考察 part 2

創始者、D. D. Palmerの論理の下、存在を露わにした脊椎サブラクセーション。


創始者本人はコアとなる脊椎サブラクセーションの追求ではなく、

カイロプラクティックを世に広めるためにアメリカ全土を駆け巡っていた。



そこで若干20歳のB. J. Palmerは、学校経営とアメリカ医師会からの弾圧に抵抗するために、

脊椎サブラクセーションの追求、医療の側面からの科学的証明、カイロプラクティックのセールスに生涯をかけた。





D. D. Palmerの主張する脊椎サブラクセーションを、より客観性を持たせてその存在を証明するために、

B. J.は最先端の技術を次々と導入した。

代表的なものは、
レントゲン、サーモグラフィ、筋電図(のような物 "the electroencephaloneuromentimpograph")がある。



結果的にB. J.は、脊椎サブラクセーションを構成する要素を以下に定義した。

1. Misalignment of vertebra
2. Occlusion of foramina
3. Pressure upon nerve
4. Interference with mental impulse 
つまり、
1. 椎骨の位置変位
2. 神経孔の狭窄
3. 神経上の圧迫
4. メンタルインパルスの干渉


さてここで、1、2、3は理論上わかりやすいが、4とは何か容易に理解できるだろうか?


B. J.は、先端機器を用いて脊椎サブラクセーション状態を科学的に、客観的に示したかったわけだが、

レントゲン、サーモグラフィ、筋電図(のような物 "the electroencephaloneuromentimpograph")で4は証明できたとは言い切れない結果となった。


私の知る限りB. J.は、筋電図(のような物 "the electroencephaloneuromentimpograph")によって、

「アジャストメント後、神経活動が活発になった」

という結論を出し、論理を押し切った感を受ける文章しか私は目にしたことがない。



筋電図(のような物 "the electroencephaloneuromentimpograph")のグラフはほぼ現存していないこと、

B. J. しかグラフを解読できなかったという逸話によって、

B. J.の行った研究の詳細が煙に巻かれた印象を受ける。






確かに脊椎サブラクセーションのアジャストメントによって奇跡的なことが多く起きたことは事実だが、

そもそもの脊椎サブラクセーション自体を説明できたわけではない。




part 3では、掴み難いメンタルインパルスのコンセプトを展開したい。


脊椎サブラクセーションの私的考察 part 1

カイロプラクティック業界が混沌を極める理由の一つに、

「脊椎サブラクセーション」の存在がある。


未だカイロプラクター達によるコンセンサスも得られておらず、

自らのテクニックの正当性を主張するために脊椎サブラクセーションの定義自体が変えられているのも事実。





ここではそんな脊椎サブラクセーションを個人的に考察してみる。


脊椎サブラクセーションという状態は、1895年にD. D. Palmerによって発見された。

内骨格(neuroskeleton:脊椎構造)の位置異常が、 
神経の張り具合(tone:調子)の異常を起こし、病気の原因となる

というのが創始者の論理だ。

D. D. Palmerの著書はこちら D. D. Palmer, 1914, "The Chiropractor"



 わかりやすく言えば、弦楽器のようなもの。

奏者が演奏前にチューニングをするが、弦の張り具合(tone)を調整して演奏に移る。

その張り具合が適切でなければ、出したい音が出なくなるといったように。




この抽象的なコンセプトは一つの発見であり、同時にカイロプラクターの立場を困難なものにしたことは否めない。


「脊椎サブラクセーションの追求」というテーマで、息子B. J. Palmerは生涯奔走したわけだが、

part 2では発展者 B. J. Palmerの追求した痕跡を簡単に見ていくことにする。


Thursday, June 22, 2017

追求

先日、「ストレートカイロプラクティックを知りたい」という柔道整復師が遠路遥々東京までお見えになった。


最初はTIC道キャプテン、嶋田慶三郎DCのオフィスへ行ったが、多忙な為話だけで終わり、チェックを受けたかったら近くにメンバーが居るからそっちでということでうちのオフィスに来られた。


連絡を受けた時はそもそも営業日ではなかったがオフィスにおり、しかも帰りの電車にのる直前だったが、絶妙なタイミングに「これも何かのご縁だ」と思いオフィスを開けた。



話もそこそこに、チェックをはじめると色々な驚きがあったようだった。


それもそのはず、

一般に認識されているものとは大きく違い、全く分野が異なるサービスを提供しているからだ



結果的に脊椎サブラクセーション状態であり、アプローチを行った。



まっすぐな眼を持った好青年で、一生懸命カイロプラクティックを理解しようとしている姿に、

かつての自分もこうだったのかなと思いながら全力で向き合わせて頂いた。



帰り際に、

「先生達は、生き様そのものがストレートですよね」

と彼が口にした。


カイロプラクティックはアイディア、根拠、実践がひとつになったもので、

単なる"手技療法"の一種ではない



私がカイロプラクティックから学んでいるのは人生そのもの。


そしてカイロプラクティックが自分の人生そのものになってきている。




彼が今後どのような道に進むにしても、

「カイロプラクティックとはこういうものだ」

という明確なものを掴んで頂けたら自分の仕事はできたかなと思う。



色々な思いをさせてくれた一夜に感謝!