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Saturday, July 21, 2012

ビジネス

一時期、「ビジネス」という言葉を耳にしただけで嫌悪感を覚えることがあった。以前までのイメージでは“ビジネス”=“お金”という印象が強く、俗に言う「顧客満足度」とかビジネス用語云々言っている人を嫌っていた。今も好いてはないが。

ひとつだけ気付いたのは、本来“ビジネス”という言葉は存在しないもので、元からあったものに後から名前が付けられたということだ。原型は物々交換で、うちでは米をたくさん栽培しているけど、野菜が栽培できない、そこで野菜をたくさん栽培している近所の人にお願いして、「じゃあ、米をあげるから代わりに野菜ちょうだいな」ってな感じで始まったんだと思う。自分の得意とするものと不得意とするもの、それを相互に補完し合い、助け合うのが元々の姿だったんだろう。その物々交換から、対価が“お金”という小さくて便利なものに変わったのが始まりだと思う。

しかし、その“本来のビジネス”が姿を消したのは、『目的』が変わってしまったからだろう。元々“助け合い”が目的だったのが、その仲介物の“お金”が目的になってしまった瞬間に、現在の“ビジネス”という言葉が誕生したんだろう。“現在のビジネス”は、まさに“お金”を目的としおり、その目的を如何に達成するかというプロセスを細かく分析し、計画、実践、反省、再挑戦というサイクルを作り上げ、さらには「顧客満足度」等のビジネス用語を作り、本来の目的から遠ざかる方向へ進んでいる。目的から遠ざかるというのは、本質から遠ざかるというのと同じ意味だ。つまり、目的が変わってしまったら、それはもう既に“別物”と言えるだろう。ビジネス云々言うのは野暮ってなもんで、本質を掴んでいればビジネスなんて言葉は出て来ないはず。



カイロプラクティックもまた然り。


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