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Friday, June 3, 2016

脊椎サブラクセーションの予防

クライアントさんが帰り際によく質問されることが「予防策」だ。


1, 椎骨の変位 2, 椎孔の狭小化 3, 神経の物理的ストレス 4, 意志(mental impulse)の干渉

以上の4つが揃った状態を我々は脊椎サブラクセーションと言い、その状態を見つけ、分析し、必要があれば施術を行う。


施術後に今までの状態から脱したクライアントは、「なぜそういう状態になったのか」「どうすれば再発防止できるのか」そういったことを考えるようになる。

所謂、学習というプロセスだ。




しかしながら、この「脊椎サブラクセーションの予防」は可能か否か。




それは脊椎サブラクセーションの原因を知れば解決策が見つかるかもしれない。



では一体、脊椎サブラクセーションの原因とは何だろうか?


3Tsと言われる、
Thought,Trauma,Toxin
精神的、物理的、化学的な要因によって起こり得ると創始者は提示した。




ここからは個人的見解だが、
脊椎サブラクセーションという状態は「生きていること」が原因であると考えている。


精神的、物理的、化学的ストレスは生きている限り逃れることは不可能だ。



3Tsを大きくひっくるめると、自分の外から受けるチカラといえる。
(精神的ストレスは自己以外の存在の認知から起こるので、"自分"の外から受けるチカラと言える)


しかし面白い事に、外から受けるチカラ無くしては、"自分"という存在は生かされない。

精神的、物理的、化学的ストレスを外から受ける事で人は生命の活動状態を維持する事ができるのだ。




仮に精神的、物理的、化学的ストレスの無いところに生命は存在できないと弁証法的に主張できる。




矛盾したように聞こえるが、事実、命を失った肉体において脊椎サブラクセーションは存在せず、生きる為に必要なはずの外的なチカラによって、引き起こされてしまうのが事実だ。




日が暮れたと同時に就寝し日の出とともに活動をはじめ、その土地にその時期にできたものを食べ、自然豊かで完璧な環境に身を置き、他人との関係に全くストレスのない状況があれば幾分かは脊椎サブラクセーションという状態に陥るリスクは減らせるのかもしれない。


しかしながら、今の世の中ではあまりにも非現実的なのは言うまでもない。





カイロプラクティックオフィスに通い続ける必要は全くなく、人によっては少し睡眠時間を増やした事で脊椎サブラクセーションがない状態が長く維持できたりもする。ある人にとってはスポーツをはじめたり、姿勢を意識したり、酒タバコを再開したりと多種多様な方法で脊椎サブラクセーションがない状態を維持できる人もいる。



つまるところ、一概にマスターキーとも言えるような「これをやれば大丈夫!」という簡単なものはなく、各人に合った方法があり、カイロプラクターがこうして下さい、ああして下さいと言及できる問題ではない。





どうする事が脊椎サブラクセーションの予防に繋がるのか。



そのテーマはカイロプラクター側ではなくクライアント側の問題で、現状を省みて自発的に動くよう背中を押してあげる事が、クライアントへの最大の尊敬と信頼ではないだろうか。






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