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Monday, August 22, 2016

"Hold"

カイロプラクターとして嬉しい瞬間がある。


自分がきっかけを与えたクライアントが、脊椎サブラクセーションの無い状態を保持している瞬間だ。


それを我々は"ホールドしている"という。

つまり「カイロプラクティック的に好ましい状態が保てている」ということだ。




先日、ジュネーヴに音楽留学している彼女のスパインチェックを帰国中に行った。

留学中に多くの困難に直面しながらも、自己管理を徹底している姿を携帯電話を通して見ていたので、脊椎サブラクセーションに陥ったという恐れは私の中には無かった。



案の定、チェックの結果"ホールド"していた。

これで彼女のサブラクセーションフリー(神経干渉なしの状態)が丸々一年経過したということになる。



彼女の経験上これほど"ホールド"できたことが無いので最初は懐疑的になっていたが、幾度とチェックをしても明らかにカイロプラクターの手助け(スラスト)を必要としない状態であることを確認でき、彼女もやっと安心していた。



なぜ嬉しいかというと、施術がうまくいったからではない

私が大切にしているものを彼女も大切にしているからだ。



フリーになってからはクライアント本人に全てが委ねられる。

その中で彼女は私が大切にしているものと向き合ってくれた結果が、"丸一年のホールド"という形で現れたのは嬉しい瞬間だった。


生きていく上でキャパオーバーのストレスを受けることは不可避であり、脊椎サブラクセーションになることも避けられない。


"ホールド"こそが是であるわけではないが、共同作業的要素の強いカイロプラクティックの実践においては大きな喜びのひとつだ。




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