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Tuesday, August 1, 2017

脊椎サブラクセーションの私的考察 part 3

創始者の息子、B. J. Palmerが抽象的コンセプトであった脊椎サブラクセーションを、
より現実的に定義するために数々の機器を導入したのはpart 2 で述べた。

そこでB. J. が定義した4つの要素、
  1. 椎骨の位置変位 
  2. 神経孔の狭窄
  3. 神経上の圧迫 
  4. メンタルインパルスの干渉
の中でも、「神経圧迫」「メンタルインパルスの干渉」という実体不明なものへの懐疑心は、

多くのカイロプラクター、ケアを受ける人々、そしてアメリカ医師会の中で蔓延したことは否めない。

なぜなら機械論が主流の現代では、実体の掴めないものへの批判が必至であるからだ。



元々D. D. Palmerは形而上学的な考えがベースにあり、
従って脊椎サブラクセーションの論理は抽象的な概念からスタートしている。



B. J. Palmerはメンタルインパルスの形而上学的な概念をわかりやすく説明するために、
「メッセージ」という言葉を用いていた。(R. W. Stephenson, 1927, "Chiropractic textbook")

つまり、生命を維持するためにメッセージのやり取りを神経が行っており、
その神経に物理的なストレスがかかり干渉が起きている状態が脊椎サブラクセーションだと。




しかしながら、「メッセージ」も形而上学的な範疇を超えない。

この「メッセージ」をどのように定量化し、具体化するのかが脊椎サブラクセーションの科学的証明の成否に大きく関わる。



一体、その「メッセージの干渉状態」とはどのような状態なのだろうか、そして神経は実際にどのような状態になっているのだろうか?

part 4で見ていくこととする。

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